館主しろたの部屋 妖怪館HP

Blog館主しろたの部屋 HP妖怪館の制作日記 妖怪ネタ・その他日常的なことも コメント歓迎

Entries

谷中銀座に百器夜行が!!(人形劇続き)

 会場は、年に一度・三遊亭円朝の幽霊画のコレクションが公開される谷中の全生庵で行われた。
谷中百器夜行絵巻2

 保育園・幼稚園的な子供向けのほのぼのした感じを想像していたが、「人形劇団ひとみ座」という戦後から始まった実績のある劇団による公演だったようで、始まるや否や生演奏の中繰り広げられる本格的なプロの演出にだいぶ戸惑った(;´Д`)。
 なんかすみませんでした(;´Д`)。


 内容だが、室町時代に描かれたとされる付喪神絵巻が元となっているようだ。

 付喪神絵巻について掻い摘んで話すと、「煤払いで路上に捨てられた古道具たちが付喪神となって人間に復讐をするが、護法童子によって降伏させられ最後には成仏する」という事らしい。
 うちの妖怪の本(にっぽん妖怪地図・角川書店)によると、

『付喪神絵巻』に「陰陽雑記いわく、器物百年を経て化して精霊を得てよく人の心を誑(たぶら)かすこれを付喪神といへり」とある。
『付喪神絵巻』は草木・器物・石など、すべてが成仏できると説く立場をとる。


と書いてあった。
 岐阜県の崇福寺というお寺に所蔵されているらしいが、付喪神絵巻自体は陰陽思想的な要素とすべての存在が同一である的な仏の教えがコンセプトのなっているのかも知れない。(感想ですw)


 そんな付喪神絵巻を題材にするのだから、もうホント妖怪好きにはたまらん訳だ。
 更に更に「妖怪妖怪ウォッチ」のイメージが強いと思われる現代のちびっ子たちへ向けての創作なのだから、それもまた興味深い。(大人多かったけど)

 舞台は現代の谷中で、半生庵というお寺(フィクションです)に忍び込んだ泥棒の親子が眠りから覚めた付喪神の怪異に遭い味方になった付喪神と協力して護法童子を呼び出し、懲らしめて泥棒親子も付喪神も改心する…というストーリーだった。付喪神は「成仏」かも知れないが。


 人間の扱い方によって良い付喪神にも悪い付喪神にもなる。
 怪異にあった泥棒親子が心を入れ替えたりと。

 物を大切にする精神と全て人の心根次第だよっていう優しいメッセージも、付喪神絵巻のコンセプトとどこか共通している様な気がした。


 個人的には谷中銀座に百器夜行が跋扈したのが、不覚にもツボであった。


人形劇1_640B

公演後、キャストの方に人形の写真を撮らせて戴いた。(一緒の写真もあるけど許可貰ってないのでw)
有難う御座いました^^*。
スポンサーサイト

コメント歓迎 何でもどうぞ

コメント入力欄

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

ご案内

お気に召したらボタンを押してね

たまにおかしくなるつぶやき

フォローしたければすればぁ?

妖怪よろずノ掲示板

自己紹介

しろた

日記書いてる人:しろた ※詳細ページ開く
 善悪にとらわれず、ありのままを受け入れる日本人に根付く信仰が大好きです。
 妖怪を通じて、そんな思いを色々な人と共有したくて、妖怪館HPを中心に活動しています。(大したことしてないけど(汗

 どうぞ、よろしくお願いしますヽ(゜▽゜)ノ

妖怪ブロとも
 うぇるかむヽ(゜▽゜)ノ

右サイドメニュー

ランダム妖怪辞典

最新記事

カレンダー

03 | 2018/04 | 05
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -

検索してみる